義務感 × ＜精神疾患＞ 2010年11月12日 (Fri) 研究課題 探Q事務所 > 仮説 【疾病・健康】 > 義務感 × ＜精神疾患＞

「～しなくてはならない」という気持ちに苛まれて、

毎日、苦しむ人がいる。

誰に決められたわけではなく、

いろんなことに自分でルールを作ってしまう。

そのルールに日々、縛られる状態を維持しようとする。


そんな悪循環はなぜ起きるのか？

実は、そこにメカニズムが存在するのではないか。

そこで、仮説する。


私たちは本能の中に、義務感を持っているのではないか？


前記事で、

本能の正体は、義務感や使命感ではないかという仮説をたてた。

もしそれが正しいならば、

脳が不健康な状態で自由が効かない時に、何かを考える時、

発展的な考えができないまま、思考を繰り返し、

自ずと義務感と結びついた思考をするのではないか。

「○○でなければならない」とか、「○○しなくてはならない」という

思考・行動ばかりするようになるのではないだろうか。



さらに、

自殺を考えてしまうのは、もしかすると、

本来、「死にそうに疲れた」と考えるべきところを、

「死ぬしかない」と思いこんでしまうのではないだろうか。