運動 × ＜子どもの発達＞ 2010年11月12日 (Fri) 研究課題 探Q事務所 > 仮説 【その他】 > 運動 × ＜子どもの発達＞

小学1年生の時だったか。
担任の先生が風邪でお休みをして、その間、
教頭先生が私たちのクラスを担当してくれました。
珍しく女性の教頭先生で、
その先生が言ったことを妙に覚えている。
もしかしたら。。。。それってすごいことを聞いていたのではないかと。

「とても元気な男の子がいました。
　いつもいつも休み時間に、思いっきり校庭の
　隅から隅まで走り回って遊びました。
　そして教室に帰ってきて、
　その子はどうしていたと思いますか？

　授業をとても一生懸命に聞いていました。
　いつもいつも、いっぱい勉強していました。

　みんなも休み時間は、いっぱい遊びなさい。」


今、私の甥っ子は学習発達障害（ＬＤ）が疑われています。
しかし、彼と相撲をしたり、思いっきり運動した後、
いつも勉強に集中して取り組めるのです。

これは特別なのかもしれません。
でも、からだをしっかり動かす機会を、今の日本の子ども達は、
あまり持てない状況になっています。
実際、運動によって成長ホルモンが出るなど、
運動は身体に多大な影響があるようです。
これでもかというくらい、しっかり全身を使って、
踏ん張って、筋力を出し切るような、身体を使う経験が、
普段からあるかないかでは、
子どもの身体も心も、成長が違ってくるのではないでしょうか。