＜ 活動的 ＞ × ＜ 食生活 ＞ 2018年01月27日 (Sat) 研究課題 探Q事務所 > 仮説 【疾病・健康】 > ＜ 活動的 ＞ × ＜ 食生活 ＞

なんとなく、やる気が出ない。
すべきことはわかっているが、なかなか始められない。
なんでも、ついつい、後回しにしてしまう。
だらだらと毎日過ごしてしまう。

そんな状況に陥った経験がだれにでもあるだろう。
もしかしたらと思うのだが、
こんなことで、それを解決できるかもしれない。

そこで、こんな研究課題の仮説を立てたい。
それは、

質の良い動物性油脂を摂取することで、
精神面の健康が促進できるのではないか？
前向きな、活動的な、活力のある状態に、
脂肪分の多い食品をとることで、
健康面に寄与するのではないかという仮説である。

この仮説の中心的な根源は、
体内での糖質と脂質のバランスである。
糖質を多くとりすぎると、いわゆる血糖値スパイクを起こす。
最近では、この血糖値スパイクを防ぐために、
脂質の摂取を行うことが、
多くの栄養士たちや医師から推奨されている。

この、急激な血糖値低下状態は、
まさに人間の活動力低下の状態。
なんとなくやる気が起きない、といった原因不明のものも、
実は、この血糖値スパイクのような、
血糖値の急激な変動が隠れ要因としてありはしないか。
これを、脂質を適度に補って摂取することによって、
健康診断では判明しない程度の、もしくは、
軽微だが慢性的な状態の、
脂質異常か血糖値異常について、改善を試みることで、
精神面的な健康状態も、改善や維持の可能性もあるのではないか。

別の観点からも付け加えるならば、
精神面の健康状態は、健康診断ではあぶりだせない程度の、
ごく低いレベルの異常な状態が、長期なり繰り返すなりしていて、
それが原因で、体の異常としては現れないが、
精神面の不健康な状態として、現れていることもありはしないか。

話しをもどすが。
この、脂質を積極的に摂取するということについて、
その方法は、例えば、
食パンに薄くバターを塗る程度の油量でも、
おそらく大きな効果が得られるだろう。
ただし、少しずつを定期的に続けていくことが、
最大の効果を得る方法のはずだ。



別件だが、
京都大学の山中伸弥教授、
いろいろあったようですが、
これからも研究には携わりつづけてほしい。