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この仮説、明日には証明されるかもしれません。。。。
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以前の記事で、
不景気と渋滞について考えた。
渋滞の発生条件と、不景気発生の条件とに共通点があった。
では、不景気解消と渋滞解消に、
共通策はあるだろうか。
……残念ながら、その答えはまだ出ていない。


話を変えて。
好景気の発生には、どのような条件があるだろうか。
いざなぎ景気は長く続いていた。
対して、バブル景気は短命だった。
この違いは、発生原因の違いではないだろうか。
(私は全くの素人だから、経済学の専門的な知識はない。
 素人の推測で話をしていることを了承願いたい。)

いざなぎ景気の発生要因は、団塊世代の存在だろう。
彼らと彼らの父母の普通の生活が、経済を回していたのだ。
対して、バブル景気の発生要因は不動産の高騰だった。
不動産の売買価格が頭打ちになった途端、好景気は終わった。

同じように、人口が爆発的に増えたなら、
確実に長く続く好景気が開始する可能性は高い。
でも。
もう一度、いざなぎ景気のような状態を起こしたいなら、
同じ発生要因を揃えればよいと想像するのは簡単だ。
しかし、団塊世代は、長い長い日本の歴史と、
不幸な戦争とが生んだのだろうし、
団塊世代を生みだそうと、
たとえば不幸な戦争をもう一度起こしたところで、
日本の土壌は変化をとげてしまっているから、
歴史のリピート演奏は不完全にしかできず、
彼らの再発生もありえないのだ。

今すぐ言えるのは、いざなぎ景気の条件再生は
悲しいかな不可と言うことだ。

ところで、バブル景気を例えると、高速道路上の交通状態。
いざなぎ景気は、一般道路ののろのろ運転だ。
ただし、渋滞しない状態の、である。
あの時ののろのろ運転、あれはあれで苦しかったはず。
もう一度あれをしたい人は本当はいないのではないか。

もう一つ、今すぐ言えることは、

いま賃上げをしたところで、
本当の意味で景気は回復しない。
理由は書かなくても察しがつくだろう。

恐らく間違いない。
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